消費者を取り巻く環境は、高齢化の進行、高度情報通信社会の進展、消費生活におけるグローバル化など大きく変化しており、それに伴い、消費者トラブルや消費者被害の内容等も多様化・複雑化しています。
　このため、六戸町では、平成２１年度より、リーフレットや啓発グッズを配布し、また、研修会を開催するなど、町民の安全と安心を確保するための周知・啓発活動を行って参りました。
　また、平成２７年４月には、十和田市と六戸町、七戸町が連携して、「十和田市消費生活センター」を中心とする消費生活相談体制を整備しました。十和田市消費生活センターは消費生活に関する広域的な相談窓口であり、専門的な知識、経験等を有する専門の相談員により消費者被害の未然防止や消費者トラブルの早期解決等を図るための取り組みを行っております。
　なお、平成２９年度からは、高齢者を中心とした消費者被害等を未然に防止するため、高齢者を見守る体制に参加している団体等と連携し、「六戸町相談窓口紹介ネットワーク」を構築し活動しております。
　今後も、町民が安全・安心に暮らせる住みよいまちづくりを目標とし、関係機関や近隣市町村と連携しながら、相談体制及び啓発活動の維持・強化に努めて参ります。

令和５年１２月１５日　　六戸町長　吉田　豊