地域支援事業

記事番号: 1-1550

公開日 2022年04月11日

介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)を始めました!

 介護保険制度の改正により、平成29年4月1日より介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)を始めました。
 総合事業では、これまでの要支援1と要支援2の認定を受けた方が利用できるサービスの一部を、町独自のサービスとして行うこととなります。
 

従来の介護予防給付と総合事業の違い

  • これまで要支援1・要支援2の認定を受けた方が利用していた「介護予防訪問介護(ヘルパーサービス)」と「介護予防通所介護(デイサービス)」が、『介護予防・生活支援サービス事業』となり、その方の状態によって利用できるサービスが変わります。
  • 従来の介護予防サービスを利用する場合は、要介護認定が必要となりますが、介護予防・生活支援サービス事業のみを利用する場合は、基本チェックリストによる判定で利用することができます。

 

 介護予防給付と総合事業の違い説明画像

利用までの流れ

 

 利用までの流れ説明画像

 

介護予防・生活支援サービス

対象者

  • 要支援1および要支援2の認定を受けた方
  • 基本チェックリストにより生活機能の低下がみられた方

サービスの種類

  種類 内容
訪問型
サービス
訪問型サービス これまでと同様、ヘルパーによる身体介護や生活援助。
短時間サービス ヘルパーによる20分未満の生活援助。
訪問型サービスA ヘルパーが生活援助に限定して援助する。
通所型
サービス
通所型サービス 日常生活上の支援および運動機能の向上活動。機能訓練。
通所型サービスA
(ミニデイサービス)
日常生活上の支援および30分程度の運動機能向上活動。
送迎時間を含む4時間程度のサービス。

 

一般介護予防事業

対象者

65歳以上の全ての方

サービスの種類

  種類 内容

介護予防普及

啓発事業 

湯遊クラブ(火・
水・木・金曜日)
運動機能向上、認知症予防に重点をおき、体操や脳トレを実施。
おでかけ教室
(月・水曜日)
閉じこもり傾向や物忘れが多くなった方を対象に、運動、脳トレ、レクリエーションなどで脳の活性化を目的として実施。

元気アップ教室
(木曜日)

運動機能、口腔機能の低下がみられる方を対象に、運動、口腔機能向上のための体操を実施。

元気はつらつ
教室(金曜日)

老人福祉センターの風呂を利用している方を対象に、運動、入浴、交流を目的に実施。

地域介護予防

活動支援事業

いきいき
百歳体操
地域の方がサポーターとなり、地域の高齢者を対象に重錘を使用した運動を実施し、身体機能の向上を図る。地域住民の通いの場(週1回程度)
元気サロン 地域の方がリーダーとなり、地域の高齢者を対象に運動を実施し、身体機能の向上を図るとともに交流を図る。地域住民の通いの場(月2回程度)

いきいき
ふれあいサロン

地域の方がリーダーとなり、地域の高齢者を対象に公民館などに集まり、体操やレクリエーションなどの様々なメニューを展開し、交流の場を設けている。(実施回数は地区により異なる)

 

基本チェックリスト

『基本チェックリスト』とは

No 質問項目 回 答
(いずれかに○を
お付けください)
1 バスや電車で1人で外出していますか 0.はい 1.いいえ
2 日用品の買物をしていますか 0.はい 1.いいえ
3 預貯金の出し入れをしていますか 0.はい 1.いいえ
4 友人の家を訪ねていますか 0.はい 1.いいえ
5 家族や友人の相談にのっていますか 0.はい 1.いいえ
6 階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか 0.はい 1.いいえ
7 椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか 0.はい 1.いいえ
8 15分位続けて歩いていますか 0.はい 1.いいえ
9 この1年間に転んだことがありますか 1.はい 0.いいえ
10 転倒に対する不安は大きいですか 1.はい 0.いいえ
11 6カ月間で2〜3㎏以上の体重減少がありましたか 1.はい 0.いいえ
12 身長cm 体重㎏ (BMI=)
(注)BMI=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)
1.<18.5 0.≧18.5
13 半年前に比べて固いものが食べにくくなりましたか 1.はい 0.いいえ
14 お茶や汁物などでむせることがありますか 1.はい 0.いいえ
15 口の渇きが気になりますか 1.はい 0.いいえ
16 週に1回以上は外出していますか 0.はい 1.いいえ
17 昨年と比べて外出の回数が減っていますか 1.はい 0.いいえ
18 周りの人から「いつも同じ事を聞く」などの物忘れがあると言われますか 1.はい 0.いいえ
19 自分で電話番号を調べて、電話をかけることをしていますか 0.はい 1.いいえ
20 今日が何月何日かわからない時がありますか 1.はい 0.いいえ
21 (ここ2週間)毎日の生活に充実感がない 1.はい 0.いいえ
22 (ここ2週間)これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった 1.はい 0.いいえ
23 (ここ2週間)以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられる 1.はい 0.いいえ
24 (ここ2週間)自分が役に立つ人間だと思えない 1.はい 0.いいえ
25 (ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする 1.はい 0.いいえ
 
 

認知症総合支援事業

 65歳以上の認知症高齢者が年々増加傾向にあり、国において平成24年9月に「認知症施策推進5ヶ年計画(オレンジプラン)」が策定され、その後、平成27年1月に「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」が発表されました。
その中で平成30年度には、全ての市町村において認知症初期集中支援事業の実施が明記されたことを受け、六戸町においても平成29年度より認知症総合支援事業を実施しております。

●認知症地域支援推進員
認知症地域支援推進員は、医療、介護などの各関係機関をつなぐコーディネーターです。
 ・認知症についての相談支援を行います。
 ・認知症の方が、住み慣れた自宅で少しでも長く暮らせるお手伝いをします。
 ・地域の方々に、認知症を正しく理解していただくための活動を行います。

●認知症初期集中支援チーム
六戸町に在住し、在宅で生活している40歳以上の認知症が疑われる方で、下記のいずれかに該当する方を対象に家庭訪問し、アセスメント、家族支援等の初期の支援を包括的・集中的に行い、自立した生活のサポートを行います。
 ・認知症の診断を受けていない方
 ・認知症の治療を中断している方
 ・適切な医療サービスや介護保険サービスに結びついていない方
 ・サービスを利用しているが、認知症の行動・心理症状が顕著な方
 
 精神科の専門医・保健師・社会福祉士・精神保健福祉士・介護支援専門医等がサポートします。

●認知症ケアパス
認知症の発症予防から、人生の最終段階まで、生活機能障害の進行状況に合わせ、いつ、どこで、どの様な医療・介護サービスを受ければよいのかを一覧に示したもの。

 ケアパス[PDF:1.73MB]
 ケアパス[PDF:332KB]


●徘徊高齢者等支援事業
認知症等により徘徊し、自宅等に戻ることができないおそれのある高齢者等の情報を予め登録することにより、発見された際の身元の確認を容易にし、早期の帰宅を支援します。 
 対象は認知症等により徘徊、又は徘徊のおそれのある65歳以上の高齢者。また、若年性認知症等により徘徊、又は徘徊のおそれのある方を対象。
登録した方の情報は、十和田警察署と共有します。

 登録チラシ[PDF:168KB]
 メール登録[PDF:332KB]
 様式第1号(登録・変更届)[PDF:72KB]
 様式第2号(登録者情報)[PDF:92KB]
 様式第4号(登録取消届)[PDF:92KB]

この記事に関するお問い合わせ

福祉課(包括支援センター)
住所:青森県上北郡六戸町大字犬落瀬字後田19-1
TEL:0176-27-6688
FAX:0176-55-3033
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